脳波検査
脳細胞から発生するとても弱い電気的活動を波形に表して記録する検査です。意識障害・けいれん等の精査、外傷などによる脳のダメージ評価を行うための検査です。
検査の実際
頭皮上に直径約1cmの皿状の電極を約20個ペーストとよばれるクリームで貼り付けます。 ベットに仰臥位で寝ていただき、安静・閉眼で検査が開始されます。乳児および小児では、あらかじめ寝ていただくことが必要となる場合があります。
検査途中に、いくつかのことを行っていただきます。
- ①眼の開閉
- ②過呼吸(3分間、息を吸ったり吐いたりしていただきます)
- ③光刺激(瞼の上から光をあてます。眼を閉じたままにしてください)
検査時間は約1時間です。検査途中に眠くなったらそのまま寝ていただいて構いません。