耳鼻科検査
耳鼻科検査は、耳鼻科外来併設の検査室で行っています。
聴力検査
聴力とは、音や言葉を聞き取る能力のことを言います。一般的な聴力検査は、純音聴力検査といい、オーディオメーター装置から発生する音をヘッドホンで聴き取ります。精密検査では、「言葉の聞き取り」「言葉の聞き分け」の程度を調べる検査、 難聴の原因を調べる検査など10種類以上の検査があります。
めまい検査
からだの平衡は、主に眼、内耳、手足の筋肉からの情報が脳に伝えられて保たれています。めまいには、「自分がぐるぐるまわる」、「周囲がまわる」、「目の前が暗くなる」などいろいろな種類があります。その原因を調べるには、平衡、眼振(眼球の乱れ)、温度刺激、電気眼振図、重心動揺など多くの検査が必要となります。
鼻の検査
鼻づまりの程度を調べる鼻腔通気検査、5種類の香りを薄いものから濃い順に嗅いでいただき、匂いがした時の濃度と香りの種類を判別していただく嗅覚検査などがあります。
味覚検査
数種の味を種々の濃度でしみ込ませたろ紙を舌の上に置き、各々の味に対する味覚障害の程度を調べます。
また、電気味覚計により障害の程度が測定することもあります。