生化学検査
血液中や尿中に含まれるたんぱく質、素活性、電解質などの様々な物質の測定は、病気の診断、経過や治療効果の判定にとても有用かつ重要な検査です。
当院では、大型の分析装置(日常検査専用)と中型の分析装置(時間外検査専用)の2台備え、効率化と機器のトラブル時にも対応できるように体制を整えています。測定時間は採血から約60分です。
この分析装置では、約30種類の検査項目を一括処理していますが、生化学検査は多岐にわたり測定原理や測定方法が異なるため種々の検査装置を用いて分析しています。以下にその一部を紹介します。
- ①ARCHITECT i2000SR
2014年6月30日に、新しい機器を導入しました。腫瘍マーカー・ホルモン検査に加えて心疾患マーカー、感染症、血中薬物濃度などを測定しています。 - ②ヘモグロビンA1c(グリコヘモグロビン)
糖尿病の診断とコントロールに欠かせない検査です。 - ③敗血症マーカー
敗血症に移行する前から血中濃度が上昇するタンパク、「プレセプシン」を測定しています。