外部委託検査
当院では、質の高い検査技術と情報を提供して検査結果を報告しています。ところが、検体検査の分野は多岐にわたり、その種類はとても多いものです。依頼数が非常に少ない特殊検査検体は、採算性と効率性に重点を置き、当院が提携している検査センターに検査業務を委託しています。委託検査でも、院内検査と同様に異常値など緊急を要するものが発生した際にはFAXを用いて至急報告されることとなっています。
なお、検査件数の増加および医師からの要望に応えて院内で実施すべきと考えられる検査は、十分な検討を経て随時行うようにしております。
写真中央は、皆様ご存知のハワイ・オアフ島にある『この木なんの木』です。枝の裾野の長さは約40m樹全体の高さは25m樹齢は120年といわれています。
臨床検査をこの『木』に例えますと、裾野はもとより高さも年々伸びてゆき、それが検査の歴史となって現在の勇姿となっています。裾野には手が届きますので日常検査が可能領域です。その上の茂みも努力次第で可能で特殊検査領域となります。しかし、頂上付近の部分は、特殊な設備とそれを制御する高度な技量が必要となります。当院では、これら特殊な検査は、株式会社SRLおよび株式会社大阪血清微生物研究所に委託しています。